レアル・マドリードはやはり今夏のウェールズ代表FWガレス・ベイル放出を前向きに検討しているようだ。2日、スペイン紙『アス』がこれを伝えている。
ベイルを巡っては、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が昨夏に獲得を熱望していたものの、同選手がマドリード残留を決断していた。しかし、今季はリーグ戦で15試合、チャンピオンズリーグではわずか2試合の先発出場にとどまり評価を落としていることから、再びユナイテッドが獲得に乗り出すとの見方が広まっている。一方、マドリードはベイルとの契約を2022年まで残しているものの、同選手が現在28歳であることを踏まえ、今季終了後の放出を真剣に検討しているものとみられる。ただ、高額の移籍金で獲得していることから1億ユーロ(約131億円)以上のオファーのみ交渉に応じる構えを見せているようだ。
ベイルは2013年夏の加入以降、怪我による戦線離脱が重なり、周囲は移籍金に見合うだけの活躍をしていないという懐疑的な視線を送り続けている。果たしてマドリード首脳陣は同選手の去就について今季終了後にどのような決断を下すのだろうか。
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