プレミアリーグ トッテナム

DR.TRIBE【試合診断書】プレミアリーグ第32節 チェルシー対トッテナム

1日に行われたプレミアリーグ第32節 チェルシー対トッテナム。

今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハード・ワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、監督についての分析、評価をする。

チェルシーMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):該当なし

チェルシーTHW(ザ・ハード・ワーカー):エンゴロ・カンテ

ピッチ全体に顔を出し、圧倒的な存在感を発揮した。ボール奪取してからの攻め上がりは迫力があり、試合序盤のカウンター攻撃を演出している。

チェルシーMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):アンドレアス・クリステンセン

トッテナムのカウンターに苦しんだ。混乱に陥った4分間に2つのゴールを許している。

トッテナムMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):クリスティアン・エリクセン

豊富なプレービジョンで攻撃を牽引。少ないタッチ数でボールを叩き、チームにリズムを作り出した。ブレ球のミドルシュートは相手GKが止めようがない素晴らしいシュートであった。

トッテナムTHW(ザ・ハード・ワーカー):デレ・アリ

長い距離を走って2ゴールを記録。特に1得点目の美しいトラップからGKの脇を抜くゴールは圧巻。復調を印象付ける素晴らしいプレーを披露した。

トッテナムMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):該当なし

チェルシー監督:アントニオ・コンテ

トッテナムとの勝ち点差を縮めるため、勝利のみを目指して戦った。前半は攻守のバランスを保ち、モラタのゴールで先制。組織的な守備で主導権を掌握した。しかし、前半終了間際にミスから痛恨の失点を喫する。後半に入り、前線にかける人数を増やすと前がかりになったDFラインの背後を突かれ続け様に失点。試合終了間際の4バック変更も混乱を招いた。

トッテナム監督:マウリシオ・ポチェッティーノ

前半はソン・フンミンを1トップに起用。ハーフスペースを上手く活用し、チェルシーの5バックのギャップを狙った。後半からソンを右サイドにポジションを変更させると、ロングカウンターが機能。少ないタッチ数でボールを前進させ、前線のタレントが得点を奪い切った。

主審:アンドレ・マリナー

微妙な判定こそあったが、試合を通して安定したレフェリング。選手とのコミュニケーションも問題なく行われた。