ラ・リーガ セビージャ

バルサ指揮官、メッシのコンディションが万全でないと認める。セビージャ戦で劇的同点弾も

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督はリーガ第30節・セビージャ戦後のインタビューにて、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのコンディションが万全でないことを認めているようだ。1日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 バルセロナはセビージャとの一戦で後半開始直後に失点を喫するなど2点のビハインドを追う苦しい試合展開となったが、58分にフランス代表FWウスマン・デンベレに替わりメッシがピッチに立つと徐々に試合の流れを引き寄せ、後半終了間際の88分にウルグアイ代表FWルイス・スアレス、そして89分にメッシが立て続けにネットを揺らし、ドローに持ち込んでいる。ただ、同点弾を決めたメッシについてバルベルデ監督は「この試合ではどのような試合展開でも彼を起用するつもりだった。彼はまだ少し痛みを抱えており、まだ90分通じてプレーしていない。なので我々は彼をベンチに置いた」とコメント。少なからずコンディションに不安を残したまま、チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ・ローマ戦に向かうことになりそうだ。

 なお、バルセロナはこのセビージャ戦において土壇場で引き分けたことにより、リーグ戦での今季無敗を継続している。また日本時間2日未明に試合を控える2位アトレティコ・マドリードとの暫定勝ち点差は12に縮まっている。