明治安田生命J1リーグ第5節柏レイソル対ヴィッセル神戸が30日、三協フロンテア柏スタジアムで行われた。
序盤からボールを支配したのはアウェイの神戸だったが決定機を作り出すには至らず、徐々に柏が押し返す。27分には左サイドでボールを受けたユン・ソギョンがカットインし右足でゴールを狙うが、シュートは枠を捉えられなかった。
前半最大のチャンスは39分、最終ラインで渡部博文からボールを奪った伊東純也がGKと1対1になる。しかしシュートはゴールの左へ外れ、柏は先制点を奪る絶好の機会を逃した。42分にゴール前で大谷秀和が放ったシュートも同様にゴール左に外れ、両チームともにフィニッシュの精度を欠いた前半はスコアレスで終了した。
後半最初のチャンスは51分の神戸。大槻周平が高い位置でボールを奪い最後は藤田直之がシュートを放つが、ディフェンダーにブロックされる。58分には柏のクリスティアーノが放った強烈なFKも、ゴールを捉えることはできなかった。
すると68分、カウンターから右サイドを駆け上がった伊東が中央へ切り込み、左足で狙いすましたシュート。これがゴールの隅に決まり、柏が先制に成功した。
しかしその6分後、CKから田中順也が難しいヘディングシュートを決め神戸が同点に追いつく。
終盤に両チームが勝利を目指し攻撃への比重を高めると、86分に柏が右サイドからのチャンスを作り出す。最初のシュートはGKにセーブされるが、こぼれ球を伊東が押し込んでこの日2点目となるゴールを決めた。
試合はそのまま2-1で終了し、柏がホームで今季2勝目を挙げた。
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