日本時間28日に行われた国際親善試合、ロシア代表対フランス代表。
今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハード・ワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、監督についての分析、評価をする。
ロシア代表MOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):フョードル・スモロフ
チーム唯一の得点を決めた。チャンスに多く絡み、前線で落ち着いたキープなども見せた。
ロシア代表THW(ザ・ハード・ワーカー):イーゴリ・スモルニコフ
抜群のクロスボールで得点をアシスト。ファイナルサードでのパスの精度も高く、後半から投入されてチームをサイドからけん引した。
ロシア代表MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):ウラジーミル・グラナト
キリアン・ムバッペに終始苦労した。彼には素早すぎる選手を前にして手も足も出なかった。
フランス代表MOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):キリアン・ムバッペ
圧巻の2ゴール。切れが抜群で相手のディフェンダーは全くついてこれなかった。センターフォワードとしてもウィンガーとしても存在感は抜群だった。
フランス代表THW(ザ・ハード・ワーカー):ポール・ポグバ
1点目を素晴らしいパスでアシストし、2点目は自らのフリーキックで記録した。所属クラブではなかなか見られない圧倒的なパフォーマンスだった。
フランス代表MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):アントニー・マルシャル
デンベレと同様にインパクトを残せず。ドリブルにもあまり切れがなかった。
フランス代表監督:ディディエ・デシャン
この試合ではオリビエ・ジルーではなくムバッペをセンターフォワードとして起用し、センターバックにもローラン・コシールニーをサミュエル・ユムティティの相棒にすえた。ウィンガーこそあまり機能的でなかったものの、盤石な内容で勝利し、試した選手もきちんと力を発揮した。
ロシア代表監督:スタニスラフ・チェルチェソフ
3-5-2で勇敢に戦った。フランスのスピードあるフォワード陣を相手にディフェンスラインを高く保ち続けるのは容易ではない。サイドを起点にした攻撃も、ショートパスを効果的に使いながら何度かフランスを脅かした。負けたものの、期待を持たせるパフォーマンスだったと言っていい。
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