中国サッカー協会は同国代表の選手に対し、テレビでタトゥーが映らないように隠すよう指示していたという。27日にスペイン『マルカ』が報じた。
昨日まで中国、ウェールズ、ウルグアイ、チェコの4ヶ国で争われていた2018年中国杯。ウェールズ対ウルグアイとなった決勝は、パリ・サンジェルマンに所属するエディンソン・カバーニが後半4分に決めたゴールが決勝点となり、ウルグアイの優勝で幕を閉じた。
この中国杯にて、中国サッカー協会は同国代表の選手に対してある指示をしていたようだ。それは、選手の腕などに彫られているタトゥーをテーピングなどによって隠し、メディアに露出しないようにしなければならないという事だったという(例:写真最前右の選手の腕)。
中国サッカー協会は、タトゥーはもしも選手が怪我をした場合に感染症を引き起こすリスクがある事に加え、中国政府が最近行なっている、ヒップホップ文化およびタトゥーの厳重な取り締まりの一環で指示をしたようだ。
世界中でサッカー選手は若い世代の憧れの的であるが、中国も例外ではない。青少年への影響を懸念して、中国サッカー協会は、同国の代表選手のみならず、中国スーパーリーグでプレーする選手にも同様の指示をする予定であるという。
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