リバプールは、来夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンに所属するドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーの引き抜きに動くようだ。19日にイギリス『ザ・サン』が報じた。
昨年の冬の移籍市場でボルフスブルクからPSGへとやってきたドラクスラーは、当時くすぶっていた同クラブの攻撃陣の起爆剤となり、チームに欠かせない存在としてプレーしていた。年齢も24歳と若いことから、これからのPSGを担う選手として期待されていたが、今夏の移籍市場でのクラブの動きにより話が変わってしまった。
PSGは520億円を超える資金を投じ、ドラクスラーとポジションが被るブラジル代表FWネイマールとフランス代表FWキリアン・ムバッペを獲得した。この結果、ドラクスラーは半年前まで主戦場だったポジションを失い、自身の望んでいない中盤でのプレーが主になってしまった。加えて、昨季と比べてベンチスタートや途中交代の回数も多くなってしまった。
そんな同選手をリバプールが来夏の移籍市場で獲得を画策しているようだ。同クラブを率いるユルゲン・クロップ監督はドラクスラーがブンデスリーガでプレーしていた頃から注視しているようで、今冬バルセロナへと渡ったブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョの後釜として完璧であると考えているという。果たしてドラクスラーは来シーズンはプレミアリーグでプレーすることになるのだろうか。去就に注目が集まる。
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