
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝(ベスト8)の組み合わせ抽選会が、日本時間の本日20:00からに迫っている。今回は勝ち残った8チームの状況と、日程などをおさらいする。

抽選のルール
CLの抽選は同国の協会チームが対戦する可能性もあるオープンドローだ。レアル・マドリードとバルセロナ、ユベントスとローマといった組み合わせも起こりうる。準々決勝の1stレグは4月3日と4日、同月10日と11日に2ndレグが行われる。

バルセロナ
リーグ戦順位:1位
決勝トーナメント1回戦でチェルシーを破ったバルセロナ。エスパニョールに敗れて以降、14試合負けなしと強さを維持している。リオネル・メッシ不在のチームでもフィリペ・コウチーニョ、ウスマン・デンベレなど若い力がチームを引っ張り、盤石の態勢だ。優勝に近いチームの1つだろう。

バイエルン・ミュンヘン
リーグ戦順位:1位
リーグ戦でも圧倒的な強さを見せつけ、ここ18試合で17勝1分と圧倒的な強さを誇っているバイエルン。早ければ今週末のライプツィヒ戦で優勝が決まるという驚異的なペースだ。スペイン勢に弱いというジンクスがあるが、今シーズンの強さは本物だろう。優勝に期待がかかる。

ユベントス
リーグ戦順位:1位
ついにナポリを追い越し、セリエA順位テーブルの首位に立ったユベントス。トッテナム・ホットスパー相手に苦しめられたが、経験の差を見せつけて勝利を手にした。安定感と欧州での経験、そしてパウロ・ディバラといった若い才能を武器に2年連続の決勝進出を目指す。ジャンルイジ・ブッフォンにビッグ・イヤーをもたらすことはできるだろうか。

リバプール
リーグ戦順位:4位
前節でマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、不安の残るリバプールだがCLでは順調な成績を残している。安定感では劣るものの、高い攻撃力は十分に健在だ。守備面で高い集中力を見せれば、クラブも特徴でもある欧州での強さを見せ、勝ち抜く可能性は十分にあるだろう。

マンチェスター・シティ
リーグ戦順位:1位
2位のライバルマンチェスター・ユナイテッドに勝ち点16差をつけリーグ戦首位を独走するシティはバーセル戦でも強さを見せ、2ndレグではターンオーバーする余裕を見せた。バイエルン・ミュンヘンで届かなかったCLのタイトルをジョゼップ・グアルディオラ監督は勝ち取ることができるだろうか。可能性は十分にあるだろう。

レアル・マドリード
リーグ戦順位:3位
開幕からリーグ戦で出遅れたマドリードだったが、年明け以降は14試合で12勝3分3敗と好調を維持している。エースのクリスティアーノ・ロナウドも完全復活を果たした。パリ・サンジェルマン相手にも確固とした強さを見せつけ盤石の勝利。3連覇に大きな期待がかかる。

ローマ
リーグ戦順位:3位
リーグ戦でナポリとユベントスに大差をつけられているローマだが、シャフタール・ドネツクとの一戦では地力を見せた。新星ジェンギス・ウンデルなど、光る才能もいる。エディン・ジェコ、ラジャ・ナインゴラン、アレッサンドロ・フロレンツィなど実力者を中心に格上相手にどのような戦いを見せることができるだろうか。

セビージャ
リーグ戦順位:5位
マンチェスター・ユナイテッドを下し、ジャイアントキリングを果たしたセビージャ。ビンツェンツォ・モンテッラ監督の戦術が徐々に浸透し、スティーブン・エンゾンジなどを中心にクオリティを上げてきている。現在のチームの調子を考えれば、準決勝進出も夢ではないだろう。
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