15日に行われたセリエA第26節、ユベントス対アタランタ。
今回は試合における両チームのマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハードワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、両監督とレフェリーについての分析、評価をする。
ユベントスMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ゴンサロ・イグアイン
1ゴール1アシスト。アスタ・ラ・ビスタ、十分だろう!
ユベントスTHW(ザ・ハード・ワーカー):ジョルジョ・キエッリーニ
ライオンのように守り、DFのプレーメーカーとして成長を遂げた。ボヌッチが務めていた役割を担う、現在のユベントスになくてはならない存在だ。
ユベントスMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):ミラレム・ピアニッチ
彼の有するスキルを考えれば、もっとうまくプレーするべきだった。彼のやる気のないプレーが理由で、ユベントスは中盤で苦しんだ。もしもピアニッチがこのような情けないプレーに終始するのであれば、ベンタンクールに少なくとも20分はプレーさせるべきだった。
アタランタMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ヨシップ・イリチッチ
全体的にいいパフォーマンスだった。彼の創造性とフィジカルの強さは、ユベントスの選手たちに難問を突き付けた。しかし、60分から70分ほど激しくプレーした後、チームとともに徐々に疲労の色を隠せなくなった。
アタランタTHW(ザ・ハード・ワーカー):ロビン・ゴセンス
疲労により65分間しかプレーしなかったものの、ピッチ上にいる時、ユベントスのビルドアップを苦しめる存在だった。常に正確なプレーではなかったものの、非常に見込みのあるパフォーマンスだった。
アタランタMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):ジャンルカ・マンチーニ
前半は素晴らしい内容だったが、後半に狂気的な二枚のイエローカードをもらい退場に。彼が平静を保てなかったために、ユベントスに勝利を明け渡した。彼が退場してすぐ、ユベントスは2点目を決めている。
ユベントス監督:マッシミリアーノ・アッレグリ
保守的なパフォーマンスであり、スペクタクルではなかったものの効果的だった。ユベントスは怪我人だらけにもかかわらず、結果を出した。3月中旬を過ぎてもなお、2018年に入ってから国内の大会では1失点もしていない。
アタランタ監督:ジャン・ピエロ・ガスペリーニ
ガスペリーニは、またもや非凡さを示した。ユベントスは選手個人の能力の高さで勝利を収めたが、組織としてはアタランタの方が一枚上手だった。しかし、ゴメスのコンディションがよくなかったことで攻撃の起点が作れず、印象的なパフォーマンスだったがチャンスは少ししかなかった。
主審:マウリツィオ・マリアーニ
目立ったミスはなかったものの、前半アタランタにファウルをさせすぎており、イエローカードを早めに提示するべきだった。さらに、ユベントスの2点目が決まった直後、デ・ローンとベナティアが小競り合いを起こした場面で、両者にイエローカードを出すのではなく、VARを使うべきだった。
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