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銃を所持してピッチ乱入のPAOK会長が謝罪「あの様な格好は相応しくなかった」

ギリシャ1部リーグに所属するPAOKのイバン・サブビディ会長は、先日の対AEKアテネ戦で銃を所持したままピッチへ侵入した事を謝罪した。15日にイギリス『BBC』が伝えた。

11日に行われた、ギリシャ・スーパーリーグの首位攻防戦となったPAOK対AEKアテネの一戦で、試合終盤にPAOKが勝利を決める待望の先制点を奪ったのにも関わらず、オフサイドという判定により取消になった。この判定に納得のいかないサポータがピッチへ乱入、そしてPAOKのサブビディ会長も乱入した。ただ、サブビディ会長は腰に銃を携帯したままピッチへ降り立ったため、スタジアムはパニック状態に陥り、そして試合は結局中止となってしまった。

この一連の出来事を重く見たギリシャ政府はリーグの無期限停止を決定、そして欧州クラブ協会(ECA)はPAOKを活動停止に処した。

自身の行動によりこのような事態を招いてしまったサブビディ会長は次のように、理由を述べるとともに猛省した。

「本当に申し訳ない。私はPAOKのファンを暴動から保護したかっただけだった。ただ、あのような格好(銃を所持した状態)でピッチへ入るべきではなかった」