先日、豪華すぎるフランス代表のMFをご紹介した。しかし、世界にはまだまだ圧倒的な才能が飽和している、代表監督がメンバー招集に苦労するだろう国が存在する。今回はアルゼンチン代表。破壊力抜群のFWを歴代代表選手を含め、ご紹介する。
セルヒオ・アグエロ
所属クラブ:マンチェスター・シティ
今季もリーグ戦ここまで21ゴールを挙げている、シティのエースストライカーアグエロは、2006年に代表初召集。これまでに35ゴールを記録してきた。イグアイン、イカルディ、アグエロの3人からFWを選ばなければいけないホルヘ・サンパオリ監督は頭を抱えていることだろう。
マリオ・ケンペス
所属クラブ:バレンシアなど(引退)
ケンペスは300近いゴールをキャリアの中で記録してきた。アルゼンチン代表では43試合に出場し20ゴールと2試合に1ゴールペースで得点を奪っている。1978年のワールドカップ(W杯)では決勝のオランダ戦で決勝点を挙げるなど、重要なゴールも記録している。
ディエゴ・マラドーナ
所属クラブ:バルセロナ、ナポリなど(引退)
バルセロナから当時の最高額移籍金でナポリに移籍するも、収益増によりナポリは財政的に潤ったなど圧倒的な存在だったマラドーナは1977年に代表デビューを飾り90試合に出場してきた。34ゴールと圧倒的とは言えないゴール数だが、「神の手」「5人抜き」など多くの伝説を残している。
ガブリエル・バティストゥータ
所属クラブ:フィオレンティーナ、ローマなど(引退)
破壊力抜群のゴールが「バティゴール」と呼ばれているバティストゥータはアルゼンチン代表で77試合に出場し54ゴールを記録している。1995年のコパ・アメリカ・ウルグアイ大会では得点王に輝いている。
エルナン・クレスポ
所属クラブ:ラツィオ、チェルシーなど(引退)
クレスポはアルゼンチン代表で64試合に出場。35ゴールを記録するなど得点を量産してきた。ポストプレーもできるが真骨頂はマークの外し方であり、築いた時には決定機という場面が印象的なプレーヤーで数多くのタイトルを獲得してきた。
ハビエル・サビオラ
所属クラブ:バルセロナなど(引退)
リバウド、クライファート、ロナウジーニョなど数多くの名選手とともに、バルセロナを支えてきたサビオラはアルゼンチン代表で40試合に出場し11ゴールを記録してきた。独創的なアイデアは観るもの魅了する。
カルロス・テベス
所属クラブ:ボカ・ジュニアーズ
プロキャリアをスタートさせたボカに復帰したテベスは、アルゼンチン代表で76試合に出場し13ゴールを記録している。2001年にはFIFA U-17世界選手権に出場し金メダルを獲得。A代表には2004年にデビューしている。
リオネル・メッシ
所属クラブ:バルセロナ
生ける伝説メッシは代表チームでも圧倒的なパフォーマンスを見せている。123試合に出場し61ゴールと2試合に1ゴールペースで得点を量産している。キャリアの円熟期に突入しているが、まだまだ衰えを見せそうにない。
アンヘル・ディ・マリア
所属クラブ:パリ・サンジェルマン
左右両サイドをこなし、テクニックだけでなく運動量とユーティリティの高さでもチームを助けることができるディ・マリはアルゼンチン代表で92試合に出場し、19ゴールを挙げてきた。ロシアW杯でも大きな助けとなるだろう。
ゴンサロ・イグアイン
所属クラブ:ユベントス
セリエAの1シーズンの最多得点記録を更新するなど、圧倒的な決定力を持つイグアインは、アルゼンチン代表で69試合に出場し31ゴールを記録してきた。ロシアW杯でも活躍に期待がかかる。
マウロ・イカルディ
所属クラブ:インテル
セリエAでゴールを量産中のイカルディは、意外にも代表でのゴールが未だ生まれていない。圧倒的な決定力でゴールを量産しているだけに、今後は得点を量産していくだろう。
パウロ・ディバラ
所属クラブ:ユベントス
メッシとの共存がたびたび話題に上がるディバラだが、彼らの才能を考えれば、共存は可能だろう。「宝石」の愛称に見合う活躍をユベントスで見せているだけに、今後のアルゼンチン代表を背負う選手になることが期待されている。
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