ドルトムントがザルツブルクを相手に大苦戦。ホームで2失点しEL敗退危機

2ゴールを決めたザルツブルクのバロン・ベリシャ　写真提供:Getty Images

　8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦1st レグ、ボルシア・ドルトムント対レッドブル・ザルツブルクは2-1でザルツブルクが先勝した。

　試合はホームのドルトムントがボールを支配し、6分にはCKにアンドレ・シュールレがダイレクトボレーで合わせるが、シュートはゴールの上に外れた。

　その後も左サイドを中心に攻撃を展開するドルトムントだが、ザルツブルクの果敢なディフェンスに苦しめられ大きなチャンスを作り出せない。

　すると前半終盤にはザルツブルクのファン・ヒチャンが立て続けにチャンスを迎え、45分にはポスト直撃のシュートを放つが、惜しくもゴールにはならず前半は0-0で終了した。

　後半立ち上がりもザルツブルクの良い流れは続き、47分にファン・ヒチャンが倒されてPKを獲得。これをバロン・ベリシャが落ち着いて決めて、アウェイチームが先制した。

　勢いに乗るザルツブルクは55分にも右サイドのクロスから、ゴール前でフリーになっていたベリシャが思い切りよくシュートを叩き込み、追加点。リードを2点に広げた。

　ゴールが必要なドルトムントは62分、途中出場で入ったばかりのクリスティアン・プリシッチが右サイドからクロスを入れ、シュールレが押し込んで1点を返す。

　その後もドルトムントは猛攻を見せるが、フィニッシュの精度を欠いたこともあり同点弾は奪えず。ホームで痛い敗戦を喫した。

　この試合の選手採点【TRIBE RATINGS】は7:30頃、試合分析【Dr.TRIBE】は7:45頃当サイトに掲載する。