フランクフルトの日本代表MF長谷部誠がドイツ紙『キッカー』のインタビューに答え、7日に報じられた。
今シーズン膝の痛みと戦いながら試合に出場している長谷部は公式戦21試合に出場。本職のボランチだけでなくセンターバックでも出場しユーティリティー性を発揮。リーグ4位に位置するチームに貢献している。
チームに欠かせない存在の長谷部は昨年3月に手術した膝の状態について「昨年は浮き沈みの激しい1年でした。ですが、今は嬉しいことにもうまったく問題がないんですよ。確実に冬季休暇がよかったんだと思います。時折8・9割の力でプレーしていたんです。でもこの2ヶ月半については、また100%の状態になったという感じですね」と膝の状態について語っていた。
また、今シーズンで終了するフランクフルトとの契約について「先週にマネージャーのボビッチ氏やヒュブナーSDと一緒に、ポジティブな話し合いができました。まだ確実に言えるわけではありませんが、おそらくはこの夏以降も、フランクフルトでプレーする可能性はあると思います。また引退後についても話をしているところで、もちろん何も具体的に言えることはありませんが、でも引退後もフランクフルトに留まることはよく想像できますよ」と引退後の去就についても話し合っているようだ。
フランクフルトは12日に3位ドルトムントと対戦。勝てば3位に浮上する1戦に向けて「ドルトムントは前の方からプレッシャーをかけてきますし、アウグスブルク戦やシュトゥットガルト戦とは異なり、攻撃的なサッカーを展開してくることでしょう。僕たちとしては少し戦術的に変えていかなくてはならないかもしれません。そこまでポゼッションできないでしょうし。ただそれがむしろ功をそうするかもしれませんよ。僕たちが多くボールをもてたときは、そこまで勝利を収められているわけではありませんから」と展望を語った。
コメントランキング