ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

リーガ会長、スアレスへの処分必要性に言及。ジローナ戦のイエローカード問題で

 バルセロナは24日の第25節、現在10位のジローナと対戦した。この試合で同クラブは6-1の大勝をしている。しかし、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスがこの試合で取った“行動”が大きな問題に発展するかもしれない。27日、スペイン紙『アス』が報じている。

 ジローナ戦の時点でスアレスの累積イエローカードは、あと1枚で次戦出場停止となる4枚となっていた。同選手にとって3月1日の第26節ラス・パルマス戦でイエローをもらい、その後に控える第27節のアトレティコ・マドリード戦で出場停止になるのはどうしても防ぎたい事態であった。

 そのため、ジローナ戦でわざとファールを取られようとしていたとの疑惑が上がっている。結果的には、同選手にはイエローカードが出されることはなかった。

 更に同選手はハット・トリックを決める大活躍をした。しかし、あまりにもその“警告”疑惑が強いため非難の声が上がっている。

 これに特に反応したのが、リーガのハビエル・テバス会長だ。同会長は熱狂的なレアル・マドリードファンとして知られる。

「彼の5枚目の警告をとりに行こうとしたのは、明らかに処罰に値する行為だと思います。私はこういった策略や不正手段をなくすためにより一層、尽力していきます」

 第27節のアトレティコ対バルセロナは日本時間の3月5日の午前0時15分にキックオフだ。果たして、スアレスはその場に立つことができるだろうか。どちらにせよ、素晴らしい試合に期待したい。