リーグ・アン ラ・リーガ

ここ7試合無敗で好調が続いていたレアル、まさかの敗戦で3位保持に黄信号

 好調が続いていたレアル・マドリードが27日の第26節エスパニョール戦で敗れた。現在3位を保持しているものの他チームの試合が28日と1日になるため、それもかなり厳しい状況になっている。

 昨季の王者の姿はもうみることが出きないのだろうか。先発出場したウェールズ代表FWガレス・ベイルなどの攻撃力が自慢であるはずのマドリードはこの試合での枠内へのシュートは5にとどまり決定機もエスパニョールと比べて圧倒的に少なかった。

 そればかりか、試合終了間際のロスタイムにFWジェラール・モレノに得点を決められてしまった。勝利で3位保持に成功したかった同クラブだがそれには28日の4位バレンシアとアスレティック・ビルバオの試合結果を待たなくてはならなくなった。

 昨季は38試合で3つの敗戦をした同クラブはこれで5つ目の敗戦になる。失点もすでに28点目になってしまった。

 バレンシアの試合結果をまたなくてはいけないのは事実だが、彼らに残された今季の“希望”はもはやすでにチャンピオンズリーグしか残っていない。

 CL昨季覇者の唯一の救いはベスト16の対戦相手パリ・サンジェルマンに1stレグで3-1で勝利したことだろう。パリでの2ndレグは3月6日に行われる。