22日のUEFAヨーロッパリーグのラウンド32、アタランタ戦でボルシア・ドルトムントのベルギー代表FWミシー・バチュアイが人種差別を受けた。23日のドイツ『シュポルト1』が報じている。
アタランタの本拠で行われ1-1の引き分けに終わったこの試合中、バチュアイはホームのサポーターから猿の鳴きまねによる中傷を受けたとされる。
試合後にバチュアイは「もう2018年だというのに、未だにスタンドで猿の鳴きまねなんて…本当に?君たち(アタランタファン)が僕らがELで勝ち進むのをテレビで見て楽しんでくれることを願っている」と皮肉交じりにツイートしている。
さらに「人種差別にNO」に加えて、黒人スーパーヒーローが活躍するマーベルの新作映画に掛けて「ブラックパンサーを見に行け」というハッシュタグをつけるなど、ユーモアで人種差別行為に反撃した。
この問題についてアタランタのアントニオ・ペルカッシ会長は「正直に言うと、個人的には聞こえなかった。もしそれが本当に起きたのなら、とても悲しいしバチュアイに正式に謝罪する」とコメントしている。
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