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エバートンの元イングランド代表FWウェイン・ルーニー元マンチェスター・ユナイテッド監督のアレックス・ファーガソン氏のマンマネージメント力に、非常に感謝しているようだ。イギリス「スカイ・スポーツ」に同選手が語っている。
ユナイテッドに所属していたルーニーはファーガソン氏の下で9年間プレー。その間に同選手がクラブに移籍リクエストを申し出たことが2度もあった。そのことが原因で、当時監督だったファーガソン氏と難しい関係だった時期もある。
しかし、ルーニーはファーガソン氏を手放しで称賛。
「彼は監督として最高の人物。彼の最も優れた部分であるマンマネージメントは多くの監督が苦しむものなんだ」
「ファーガソンはどのように選手に声をかければいいか、どうやって反応を得るのかを知っている。誰かをチームから外すことで奮起させられる唯一の監督さ。本当に素晴らしい人だよ」
ルーニーは自身の体験を交えてこう続けた。
「ファーガソンはどうやったら僕からいい反応を引き出せるのかも知っていた。多くの試合のハーフタイムで僕がいいプレーをしてほかの選手はよくなかったとしても、彼は僕のところに来たんだ」
「彼は怒鳴り合いになることは承知の上だった。それが僕からの反応だったからね。もし彼が、例えばナニのような選手に同じことをしたらその選手を失うことを彼は理解していた。選手によってどのように接すればいいか分かっていたんだよ」
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