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レアル、ネイマール獲得に約400億円を用意? PSG監督は移籍について否定的だが

 レアル・マドリードは、パリ・サンジェルマンのブラジル代表ネイマール獲得へ本格的に乗り出すかもしれない。26日、スペイン紙『マルカ』がその可能性について報じている。

 2億2200万ユーロ(約300億円)もの大金が動きバルセロナからパリへとやって来たネイマールだが、マドリードがそれを上回る3億ユーロ(約400億円)の金額で獲得する可能性が浮上している。

 『マルカ』によると、マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はネイマールを来夏の補強第一候補に設定しており、PSGから引き抜く準備を整えているという。クラブは昨夏の移籍市場に大金を投じておらず、補強資金を残しているようだ。またネイマール獲得に際し、クリスティアーノ・ロナウドを売却する可能性もあるとされている。

 PSGとネイマールは、加入時に2022年までの長期契約を結んでいる。またウナイ・エメリ監督は「ネイマールはプレーしているとき、仲間といるとき、PSGで勝利することを楽しんでいる」と話す。そして、「ここでプレーし、世界最高の選手になるだろう」と、残留を期待しているようだ。

 とはいえイギリス紙『ザ・サン』では、「PSGがチャンピオンズリーグ制覇を達成した場合、ネイマールの移籍が許可される」とも報じられたばかりだ。

 近年、同選手の移籍の話題は事欠くことがない。果たしてマドリードは、3億ユーロを投じてネイマールを手中に収めることができるだろうか。ブラジル代表エース去就の話題は、まだまだ熱を帯びそうだ。