レアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルが、バイエルンからのオファーを拒否したようだ。スペイン『ディアリオ・ゴル』が、24日に伝えている。
バイエルンは、FWアリエン・ロッベンの代役としてベイルをチームに引き入れたいと兼ねてより関心を寄せていた。そのベイルに対し、バイエルンから1億ユーロ(約135億円)のオファーがマドリードに届いたとされているが、選手自身がそれを拒んだ模様だ。
ベイルは「マドリードを離れるのはイングランドに戻るときだけ」と、会長フロレンティーノ・ペレス氏に考えを伝えているとされている。そのため、同選手にドイツでプレーする意思はなく、将来的には慣れ親しんだプレミアリーグ復帰を目指しているという。
なお、ベイルに関しては、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーといったプレミアリーグ勢からの興味も伝えらている。今季終了後には、改めて数多くのオファーが届くのではないかと憶測も飛び交っているが、同選手が古巣トッテナムのライバルクラブへと新天地を求める可能性は非常に低いというのが大方の予想だ。
また、マドリードのペレス会長が、トッテナムのFWハリー・ケイン獲得を画策していることもあり、ベイルとのトレードが成立する可能性も示唆している。
マドリードでは負傷離脱が相次ぎ、シーズンを通して継続的なプレーができているとは言い難いベイル。とはいえ、現在は復調の兆しを見せつつあるのも確かだ。今後、プレーの継続性も含め、ウェールズ代表FWの動向には注目が集まるだろう。
コメントランキング