
フットボール・トライブ・インドネシアのライター。アーセナルブログの編集者。
Twitter: @arsenalskitchen マンチェスター・ユナイテッドはアーセナルからアレクシス・サンチェスの獲得に成功した。果たしてジョゼ・モウリーニョ監督はどのような起用法を見せるだろうか。 理想的なポジションとサンチェスの適応能力 戦術理解能力に優れたサンチェスは指揮官の要望に柔軟に応えることができる選手だ。2シャドーの一角、ウインガー、CF(センターフォワード)としても十分にプレー可能だ。もちろん多くのフォーメーションに適応できる。4-3-3、4-2-3-1、4-4-2、4–2-2-2、3-4-3、3-5-2…ポリバレントな才能の持ち主だ。 まずは、非常にシンプルな役割を担っていた代表でのプレーを紹介しよう。 チリ代表でのサンチェスは相手CBをハーフスペースまでおびき出していた。CBが誘いに乗れば、チームメイト、または自慢のスピードで中央に生まれたスペースを利用する。

このシンプルだが効果的なプレーはバルセロナ在籍時も利用されていた。当時のスタート地点は右のハーフスペース(押し込んだ展開では幅を取るためタッチライン際のエリアに移動する)。ワイドなエリアでの優位を保ち、ディフェンダーの背後を狙う動きを繰り返す。
シチュエーションによってはCFに近い振る舞いもみせている。まず、縦パスを受けるために敵陣深いエリアに移動する。次にリオネル・メッシがペナルティエリア内へ入ったときポジションチェンジを行う。そして、駆け引きでDFラインの背後に走りこむ。攻撃側のMFと別の攻撃者がペナルティエリア内に侵入する。
アーセナルに加入してからは、より役割が多様になった。2シャドーの一角から左のハーフスペースが主なプレーエリア。アーセン・ベンゲル監督からは多くの自由を与えられ、ペナルティエリアに向かってドリブルを仕掛けた。左SBのサポートを受けて、優位性を作ることも得意パターンだ。
左サイドからペナルティボックスに侵入するこのメカニズムは、長い間アーセナルの武器となっていた。
サンチェスはファイナルサード(攻撃的なポジション)であれば、どんな役割でも適応できるだろう。ドリブル、シンプルなショートパス、監督の考えに沿ってプレー可能だ。
アーセナルではファイナルサードだけでなくどのポジションからでもドリブルが許されていた。低重心で強靭なフィジカルを持っているため、狭いエリアでボールを受けても、機敏で鋭い動きを交わすことが出来る。フィニッシュの精度も信頼に足るものだ。
過去を遡ることで未来が見えてくる。これまでサンチェスが担ってきた役割は、ユナイテッドでの活躍を引き出すヒントとなるだろう。
後半荒れ気味のサガン鳥栖vs大宮アルディージャで…山下良美主審に批判相次ぐ
文: Shota | 2025/3/15 | 32
J1京都vs広島で山下良美主審のジャッジ話題に。ハンドの可能性巡り賛否
文: Shota | 2025/3/30 | 29
三笘薫のプレーに悪影響も!伊藤洋輝を日本代表OB批判「それさえしない」
文: Shota | 2025/3/22 | 29
京都vs広島、山下良美主審の紹介時にブーイング。判定基準など巡り賛否も
文: Shota | 2025/3/30 | 28
いまやJワースト?スタジアムを飛び出した横浜FCサポーターの悪行を考察 | 2ページ目 (2ページ中)
文: 寺島武志 | 2025/3/14 | 24