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ナポリ 写真提供:Getty Images
セリエAで昨季王者のユベントスと熾烈な首位争いを続けるナポリが21日の第21節で今季好調のアタランタと対戦した。この試合はナポリが勝利し、首位をキープしているのだがいささか不安になるエピソードが見られた。21日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
どのようなスポーツでもそうだが、監督と選手の争いとはいい影響を出さない。意見を直接ぶつけることによって理解を深めることも出来るかもしれない。しかし多くは選手と監督との間で大きな亀裂をうんでしまう可能性もある。
ナポリは強敵相手に、しかもアウェイという状況にもかかわらずベルギー代表FWのドリース・メルテンスのゴールでリードしていた。この1点を守りきりたいサッリ監督は74分にインシーニェとかえて主将のスロバキア代表MFマレク・ハムシークを投入する。
この決定を良しとしなかったインシーニェが同監督に対して暴言を吐く。サッリ監督もエキサイトしていたのか、これに対して強い口調で「黙って座れ」と返答した。それがカメラに映ってしまったのだ。もちろんこれに対して不安の声が上がった。
しかしこれは首位を保持するのに重要でしかも難しい試合であった。闘志をもって試合をする選手がトランス状態に入っていて思わずでてしまった言葉だったのだろう。事実2人は試合後に和解しており、この重要な勝利の喜びを分かち合っている。
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