Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島も発表。FW豊川雄太がベルギー1部KASオイペンへ完全移籍。昨季は岡山で8得点

 Jリーグ、鹿島アントラーズに所属するFW豊川雄太がベルギー1部KASオイペンに完全移籍することを19日、クラブ公式サイトで発表した。

 2016年から2年間に渡って期限付き移籍先のファジアーノ岡山でプレーし、明治安田生命J2リーグでは通算73試合出場18得点を記録した。しかし今月5日、KASオイペンがイングランド2部に所属するリーズ・ユナイテッドからのレンタル移籍加入を発表していた。しかし、鹿島とリーズからの移籍発表が行われないまま2週間が経過した本日、鹿島がKASオイペンへの完全移籍を発表。リーズではなく、KASオイペンへの加入が決まった。

 そんな豊川は以下のコメントを残した。
「2013年に新人として加入してから今まで、本当にお世話になりました。鹿島アントラーズでプレーできたことはすごく幸せでしたし、とても有意義な時間を過ごすことができました。一緒に戦ったチームメート、スタッフ、プロになるきっかけを与えてくれたスカウトの方々には心から感謝しています。サポーターの皆さんは常に力強い声援を送ってくれ、特に2014年開幕戦でスタメン出場した時の温かいサポートは、今でも忘れることができません。海外でプレーすることは小さい頃からの夢で、言葉や生活を含めて、いつか厳しい環境に身を置いてサッカーをやりたいと思っていました。今回、ベルギーでプレーするチャンスがもらえたので、自分の持ち味であるアグレッシブさや動き出し、シュートまで持っていく積極的なプレーをどんどん出していきたいです。壁にぶち当たっても、これまでと同じように一歩一歩、成長できたらと思います。自分のキャラクターを生かして頑張りますので、海外に行っても是非応援してもらえるとうれしいです」