ラ・リーガ レアル・マドリード

ロナウド、国王杯準々決勝ファーストレグは欠場か。チームはカップ戦を最重要視

 今季絶不調のレアル・マドリードは18日、国王杯の準々決勝でレガネスと対決する。リーガで苦しむマドリードにとっては重要な試合だ。しかしこの試合絶対的エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが欠場するようだ。16日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 不調に次ぐ不調。昨季のリーガそしてチャンピオンズ・リーグの覇者の姿からは想像が出来ない。この国内リーグでの不調からか、チームとして国王杯に重点を置くべきだと『マルカ』が報じている。しかしこの考えを最初に言い出したロナウドがレガネスとの弟一戦目は欠場が決まっている。

 ジダン監督に対する非難があるのは事実だ。しかし同監督は自分の選手たちを信頼し、そして彼らの力を引き出す監督でもある。実際、報道によるとこの欠場は疲労を回復させるためとのことだ。そしてこのファーストレグでレガネスの実力を測り、もし可能なら第二戦も休ませる可能性もあるという。

 この休みを取らせることによって、疲労をへらしシーズン終了までしっかりもたせ、そしてワールドカップに送り出したいというのがクラブ側の考えだ。不安になるサポーターもいるかも知れないが昨シーズンも同様だった。彼の力を温存することによって重要な試合で勝つことが出来たのである。

 残念ながら同クラブそして同選手のリーガでの復調は難しいかもしれない。しかしマドリードが国王杯そしてチャンピオンズリーグで復調できるよう切に祈りたい。