ユベントスに所属するFWパウロ・ディバラには、ナポリ移籍の可能性もあったようだ。同選手の古巣であるパレルモ会長マウリッツィオ・ザンパリーニ氏が明かしている。15日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えた。
パレルモは南イタリアの小さなクラブとはいえ、パリ・サンジェルマンでプレーするFWエディソン・カバーニやMFハビエル・パストーレらを輩出したことでも知られる若手の宝庫だ。
そんなパレルモの名物会長が「昔、ナポリもディバラについて尋ねてきたんだ」と、かつてエースとして活躍したアルゼンチン代表について激白。「ナポリは、ジョルジーニョ(現ナポリMF)にプラスして3000万ユーロ(約40億円)程の金額でディバラを欲しがっていた」と過去の移籍話を振り返った。
そして「私はその移籍について考えていたが、より“優秀な者たち”が契約を締結させた」と、その舞台裏を明かしている。
「ディバラはナポリにフィットしただろう」と持論を述べるザンパリーニ氏。同氏は「ユベントスで選手がアイドルになるのは難しい」と、リーグ6連覇中のクラブでプレーすることが簡単ではないと考えているようだ。
そんなディバラは現在、ユベントスで背番号10を背負い日々成長を続けている。仮にナポリ移籍が成立していたとしたら、一体どんなキャリアを歩んでいただろうか。
コメントランキング