フランス、リーグアンナント対パリ・サンジェルマンの試合でその事件は起こった。フランス紙『レキップ』など各国メディアが伝えている。
試合はPSGがFWネイマール不在で先発出場したFWディ・マリアが先制点を決め、その1点を守り切り試合に勝利した。クラウディオ・ラニエリ率いるナントもセットプレーからゴールネットを揺らすがオフサイドにより取り消しになった。PSGは追加点こそなかったもののディ・マリアが決定機で仕事できず。ネイマール不在時の決定力が浮き彫りになった試合だった。
その試合の91分珍事件が発生した。PSGがカウンターで攻勢を仕掛ける場面で、主審トニ・シャプロン氏がナントのDFジエゴ・カルロスと交錯し、ピッチに倒れこんだ主審は起き上がりざまに同選手にキック。報復行為を行った。主審は続いて、ジエゴ・カルロスにイエローカードを提示。すでに29分にも警告を受けていた同選手は退場処分を受けることになった。
ナント指揮官のラニエリは、「こんなことは初めて見た。主審は私の選手に蹴りを入れた。主審には出場停止処分が下るだろうが、それにしてもこんなことはこれまでなかった」と語たり主審に対する不満をあらわにした。
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