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ブンデスリーガの2017/18シーズンが中盤に差し掛かり、フットボールトライブでもここまでの各クラブの状況を伝えてきた。今回はボルシア・ドルトムントの前半戦の様子に注目しよう。
ここまでのストーリー
それにしてもドルトムントの前半戦の一体どこから始めたらいいだろう?まるで湿った花火のようだった。夜空に全速力でヒューと上がり、湿った爆竹のように立ち消えになる。上がるものは必ず落ちるというような。
シーズン開幕時には多大な期待があった。新監督ピーター・ボスの元でドルトムントはどのように機能するのか。そして彼らは素晴らしいスタートを切った。しかしほぼ完璧な記録を示したスタート台から飛び去ると、多くの人々の関心も散っていったのである。
まずは、DFLスーパーカップでバイエルン・ミュンヘン相手に健闘。DFBポカールの1次ラウンドでFCリーラジンゲン・アーレンを軽快に下して始まった。そのままドルトムントはブンデスリーガも勝利で幕を開け、ボルフスブルクとヘルタ・ベルリン相手の開幕2試合で5得点無失点と勝利を飾った。
第3節、退場者を出し10人となったフライブルクに0-0でドローとされ、わずかな停滞が起こる。しかし続くケルン戦で5-0、ハンブルガー戦で3-0、ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦で6-1と、通常のパフォーマンスが再開された。
第7節、アウクスブルクにも2-1で勝利すると、ドルトムントは2位のバイエルン・ミュンヘンに5ポイントの差をつけてブンデスリーガのトップに立つ。この時点まで無敗で、得点差は19点、失点はわずか2点。しかしながら、この後雲行きが怪しくなり、これが彼らのシーズンのピークとなるのだ。
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