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カッサーノ、サッカー人生においての後悔を告白。「俺は自分の本能に従ってしまった」

 元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノが自身のサッカー人生でのある後悔について語っている。8日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 カッサーノは問題行動の数々で“悪童”と評されることが多々あった。しかし所属してきた数々のチームにおいてファンを魅了し続けたのも事実だ。彼はローマやレアル・マドリード、ミランやインテルなどの強豪クラブに所属した。

 “自由気まま”を体現したような性格だがそのサッカー人生においての後悔はあるようだ。それは2007年のレアル・マドリードからサンプドリアへのローン移籍だ。当時のマドリードには“怪物”ロナウドやジダンなどを擁するまさに最強のチームだった。

「史上最強のチームにいたんだ。もっと長く残って、稼ぐこともできたはずだ。歴史に名を残すことも出来たかもしれない」

 当時マドリードはファビオ・カペッロ監督が指揮していた。既知のなかでありローマ時代の恩師でもある。しかし出場機会に関してカッサーノは同監督との衝突をくりかえした。

「それでも俺は自分の“本能”に従ってしまった。もし監督が俺を出場させなければ罵倒してたんだ」

 そしてカッサーノはマドリード移籍から1シーズンのみでサンプドリアへローン移籍した。そしてその後も数々のクラブを転々とすることになった。