セリエA ミラン

ミラン主将ボヌッチ、移籍後初ゴールを自身のSNSで祝福。監督もプレーを評価

 セリエAは6日、第20節が行われ、ホームのミランが1-0でクロトーネを下した。自身のゴールでチームを勝利へと導いたDFレオナルド・ボヌッチは試合後、SNSでミランでのファーストゴールを祝っている。

 54分にコーナーキックからヘディングで得点を上げたボヌッチ。以前、元ミラン監督ファビオ・カペッロ氏から守備の能力を酷評された同選手だが、今節では攻守において素晴らしいパフォーマンスを披露した。

 シーズン前半戦のミランは失点が多く、主将であり守備の要でもあるボヌッチは批判の対象となっていた。しかしミランは、先月のコッパ・イタリア準々決勝で強力な攻撃陣を擁するインテルを相手にクリーンシートを実現。第19節のフィオレンティーナ戦では1失点喫したものの、今節を再び無失点に抑えている。

 ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、試合後の会見でボヌッチについて「まだトップとは言えないが、メンタル面でも技術面でもコンスタントに成長を続けている」と、好印象であることを明かした。

 初ゴールを上げた主将のボヌッチとともに、ミランはリーグ後半戦で巻き返しを図る。