Jリーグ 大宮アルディージャ

【J1リーグ2017年総括】波乱の多かった1年。誰がこの結果を予期できただろうか

ACLを制した浦和レッズ 写真提供:Football Tribe

 フロンターレとセレッソの功績は、まだ優勝経験の無いクラブにとっての前例として役立つだろう。特に昨年失望してきたFC東京やヴィッセル神戸などは大物選手獲得に費用をつぎ込んだが、結局は団結したチームにすることができずに終わっている。降格圏を漂った、より伝統のあるクラブ、清水エスパルスやサンフレッチェ広島などにとってもそうだ。2017年が前向きなシーズンになったクラブにとっても励みになるに違いない。柏、横浜Fマリノス、ジュビロ磐田、さらにはコンサドーレ札幌やベガルタ仙台も挙げられる。

 最後になったが、浦和の見事なACLの功績である。ノックアウトステージでは常に相手を上回るフォームで負かし、日本の他のクラブを刺激した。再び日本が勝利するまでにさらなる9年を費やすことにならないよう、浦和と同様の姿勢で大陸トーナメントを真剣に捉えることを思わせた。2018年が日本サッカーにとってさらに素晴らしくエキサイティングなシーズンになりますように!

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名前:菊池大将
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