現在、リバプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョのバルセロナ移籍の可能性に関して様々な憶測が飛び交い報道が過熱している。バルセロナは4日にセルタ・デ・ビーゴとの国王杯の1戦を控える。そして試合前日の記者会見で同クラブのエルネスト・バルベルデ監督がで同選手に言及している。3日、スペイン紙『マルカ』が報じた。
確かに行き過ぎた報道はあるものの、バルセロナが同選手の獲得を目指しているのは周知の事実である。しかし、契約間近であろうとなかろうと契約していなければ同選手はバルセロナに関係のない選手である。まるでそう表すかのようにバルベルデ監督はこうコメントしている。
「彼は他のチームの選手だ。素晴らしい選手には間違いないけれどね」
「この先どうなるかはわからない。でも今は私は私の選手たちのほうが好きなんだ」
このバルベルデ監督のいう“私の選手たち”の一人は間違いなくMFのウスマン・デンベレだ。新戦力としてバルセロナ加入直後に負傷による長期離脱を強いられた同選手は復帰が間近と予想されている。
「彼(デンベレ)はチームに適合しようとしている最中に故障してしまった。彼がチームの力になれるか見てみたい。彼は準備ができている」
国王杯のベスト16、バルセロナ対セルタ・デ・ビーゴは4日の19:00にキックオフだ。デンベレの出場も予想される。確かにコウチーニョ移籍も気になるところだ。しかし一時それを忘れ、同選手の復活そして両クラブの素晴らしい戦いを楽しみたい。
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