セリエA プレミアリーグ

マンC、インテルDF獲得へ動く。守備陣強化で完全無欠のスカッドへ

 マンチェスター・シティは今冬の移籍市場でインテルDFミラン・シュクリニアルの獲得へ動くようだ。23日、英紙『ミラー』が報じている。

 インテルは今季サンプドリアからスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルを獲得。1500万ユーロ(約19億5000万円)の移籍金に加え、高い評価を得ていたジャンルカ・カプラーリも放出した。トップリーグ挑戦2年目となる22歳に大金を支払ったクラブに対し、サポーターからは批判も上がったが、結果的に補強は大成功。好調を維持するインテル守備陣の要として存在感を発揮している。

 そんなシュクリニアルに対し、マンチェスター・シティが関心を示しているようだ。同クラブのジョゼップ・グアルディオラ監督は今冬の移籍市場でセンターバックの補強を目指すことを明言。15日の記者会見では「中央のポジションには選手が少ない。クラブと1月の補強について話し合うことが必要だ」とコメントしている。

 現地メディアではサウサンプトンDFフィルジル・ファン・ダイクがトップターゲットと予想されていたが、ここにきてシュクリニアルが急浮上。「複数年契約で長く活躍できる選手」を求めているグアルディオラ監督の構想と合致している。

 しかし、夏に2022年までの長期契約を結んだため、移籍実現の可能性は低い。最低でも7000万ユーロ(約94億円)ほどのオファーを送る必要があるとみられている。