EAFF東アジアE-1サッカー選手権2017決勝大会・北朝鮮代表の試合が15日に千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ)で行われた。
なでしこジャパンは、韓国戦、中国戦と連勝。しかし、高倉麻子監督は中国戦から5人の選手を入れ替えた。2試合で連続ゴールを決めているFW田中美南はこの試合でも先発出場となった。対する北朝鮮も2連勝している。また、得失点差で日本より有利な立ち位置となっており引き分け以上で優勝が決まる試合となっていた。
優勝するためには、勝ちが条件のなでしこジャパンは開始早々北朝鮮に押し込まれる。相手のシュートミスなどで何とか免れたがその後は、徐々に日本がボールを支配し始める。
そんな中、MF坂口の守備が際立っていた。パスカットからチャンスを生み出すももなかなかシュートまで行けなかったが、存在感を示していた。しかし支配率では、日本が有利に立つも決定機はなかなか生まれず、このまま前半は終了した。
後半、なかなか攻めれないなでしこジャパンはFW岩渕真奈に代えてFW中島依美を投入。なかなかFWにボールが収まらない現状を打開したかった。しかし、北朝鮮に隙を与えてしまう。65分クリアが甘くなったセカンドボールを拾ったキム・ユミがそのままシュートコースを作りながらドリブル。PA外から放たれたシュートをGK池田咲紀子は弾くことが出来ずゴールとなった。
さらに北朝鮮は、追加点を得る。82分左からのクロスがファーサイドでフリーだったリ・ヒャンシムの前へこぼれ、ダイレクトでシュート。冷静に枠に決め0-2とした。日本は、その後も決定機は訪れず。試合はこのまま北朝鮮が勝利した。
勝利した北朝鮮は、優勝を決め同大会で3連覇を達成。一方なでしこジャパンは、後半に入り攻守のバランスが崩れ失点。得点も奪えず課題を多く残す試合となった。
15日に行われた東アジアE-1サッカー選手権、女子日本代表対女子北朝鮮代表の試合を写真で振り返る。
日の丸旗を振る日本代表サポーター。
北朝鮮の国旗を掲げる北朝鮮サポーター。
試合前に整列する日本代表の選手たち。
試合前に整列する北朝鮮代表の選手たち。
集合写真を撮る日本代表の選手たち。
集合写真を撮る北朝鮮代表の選手たち。
女子日本代表の高倉麻子監督。
国歌斉唱中の高倉監督とスタッフ。
北朝鮮代表のベンチ。
選手、スタッフ全員で円陣を組む日本代表。
日本代表GK池田咲紀子。
日本代表MF阪口夢穂。
日本代表DF鮫島彩。
日本代表NF隅田凜。
ハードなタックルを仕掛ける日本代表DF三宅史織。
ドリブルでボールを運ぶ阪口夢穂。
日本代表FW櫨(はじ)まどか。
日本代表NF隅田凜。
ドリブルでボールを運ぶ北朝鮮代表MFキム・ピョンファ。
シュート放つ北朝鮮代表MFキム・ウンファ。
相手選手と競り合いながらボールを追う日本代表DF高木ひかり。
北朝鮮代表FWキム・ユンミ。
北朝鮮代表MFユ・ジュンイム。
先制点に歓喜する北朝鮮代表の選手たち。
追加点を挙げ歓喜する北朝鮮代表の選手たちとサポーター。
試合終了後ハイタッチを交わす日本代表の選手たちと北朝鮮代表の選手たち。
試合後、勝利に歓喜する北朝鮮代表の選手たち。
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