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ムバッペが来年バロンドールの可能性、Cロナ、メッシの時代を終わらせることは出来るのか

2017年のバロンドールは、7日にレアル・マドリード所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが2年連続で獲得し幕を閉じた。そのバロンドールで、7位に入選したパリ・サンジェルマン所属のフランス代表FWキリアン・ムバッペが、来年のバロンドールの獲得候補に名乗りを上げると、8日フランス紙の「フランスフットボール」が報じた。

 キリアン・ムバッペは、今夏にモナコから買い取りオプション付きのレンタルで獲得し、移籍金は1億8000万ユーロ(約240億円)と言われている。この価格は、ブラジル代表FWネイマールの2億2200万ユーロ(約290憶円)に次ぐ歴代2位の移籍金だ。今年20日で19歳を迎える若武者の市場価値は、既にトッププレイヤーと遜色ない状況だ。

 さらにムバッペは、先日行われたチャンピオンズリーグ第6節バイエルン戦でゴールを決め、通算10ゴール目となった。18歳と11か月でCL通算10ゴールを決めた同選手は、歴代最年少での到達となった。

 次々と新記録を樹立しているムバッペだが、チームメイトのネイマールとウルグアイ代表FWエディソン・カバーニ、さらには、モナコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオと競わないといけない。だが今シーズン、その環境の中でもリーグ戦で6得点を記録し昨シーズン所属していたモナコでの15得点を上回ることは、ほぼ間違いないだろう。

 さらに、フランス代表での活躍だ。ここ数か月でムバッペがフランス代表で重要な役割を担っている。2018ロシアワールドカップまで怪我をしない限り代表のリストに載らないことはないだろう。来年の6月に何が起こるか楽しみだ。

 ムバッペが成長を続けクラブだけではなくワールドカップでも活躍をすれば、Cロナ、メッシの牙城を崩せる日が来るのかもしれない。