アジア 代表チーム

新生なでしこ、韓国代表に勝利。E-1サッカー選手権初戦を白星スタート

女子日本代表「なでしこジャパン」が8日、韓国との初戦に臨んだ。今大会は高倉監督就任後初の公式大会となり、なでしこジャパンにとってW杯予選を兼ねる来年4月の女子アジア・カップの試金石となる。

韓国は2015年に中国で行われた前回大会でなでしこジャパンが1-2で敗れた相手だ。東アジアの頂点を目指すにはリベンジを果たしておきたいところ。

試合は前半7分、左サイドからのクロスに日テレ・ベレーザ所属、田中美南がヘディングでゴールに押し込み、日本代表がいきなり先制した。田中美南はタイ人の母親を持つタイ出身のサッカー選手である。

続く前半14分、今度は韓国代表にチャンス。DF宇津木瑠美がペナルティエリア内でハンドを取られてしまい、韓国代表にPKが与えられた。このPKをチョ・ソヒョンが落ち着いて決めて韓国代表がすぐさま同点に追いつく。

試合は1-1のまま前半を折り返し、後半25分。右CKのチャンスに途中出場のMF中島がファーサイドで左足を合わせゴール。しかしその後の後半35分、ファーサイドのFWハン・チェリンが左足でダイレクトボレーを放ち、再び同点に追いつく。

しかし、すぐさままた日本が逆転に成功する。これからのなでしこを背負う岩渕のゴールが決まった。試合はこれで終了。初戦で白星をおさめた。

EAFF E-1サッカー選手権、女子日韓戦が8日に行われた。白熱したこの試合を写真で振り返る。