
現在セリエAの単独首位に位置するナポリは次節の12月1日、昨シーズン王者で現在3位に位置するユベントスと対戦する。この試合が思いがけない影響をある場面でも引き起こしている。27日、『スカイ』をはじめ多数メディアが報じている。
セリエAはシーズン終了までは時間はある。しかし優勝争いは首位に着くナポリそしてそれに次ぐインテル、ユベントスにほぼ限られている。ラツィオとローマが”大穴”としての可能性を残すが上位3チームが最有力候補だ。その3クラブの中のナポリとユーベがナポリの本拠地であるサンパオロ・スタジアムで対戦する。
間違いなく今シーズンのセリエA最重要試合のひとつであるこのゲームは両チームのファン以外のイタリア中も注目するものだ。しかしこの試合がイタリアの『スカイ』が放送する超人気ドラマ“ゴモラ”と放送時間帯が被ってしまった。
この“ゴモラ”はナポリ出身のジャーナリストであるロベルト・サビアーノ氏がナポリのマフィア団体カモッラについて執筆した同名の作品に影響を受けている。このドラマはもちろんナポリを含むイタリア全土で絶大な人気を誇る。
試合そしてドラマ両方を楽しみにしていたファンにとっては悲劇的な状況になっていた。しかし『スカイ』の粋な計らいにより特例として試合のある1日の金曜日の朝から同ドラマのオンデマンドでの視聴が可能になっルことが決まっている。
この件はファン、そしてもちろん選手たちの間でも話題になっていた。ナポリは公式twitterで同クラブのベルギー代表FWドリース・メルテンスがゴモラ主要キャラクターのジェンナーロ・サバスターノ(サルバトーレ・エスポーシト)に時間帯の変更をナポリ方言で要請しサバスターノがそれを”了承”しナポリにエールを送るビデオが公開されている。
#NapoliJuve in contemporanea con #Gomorra3? Ecco perchè la serie è stata anticipata su On Demand!@dries_mertens14 @SalvioEspo pic.twitter.com/rnfeDuyYQY
— Official SSC Napoli (@sscnapoli) November 30, 2017
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