ミランFWパトリック・クトローネは、12月3日に行われるセリエA第15節ベネベント戦を決勝戦のつもりで戦うと意気込んでいる。29日にイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が、同選手のコメントを紹介した。
ミランは第14節終了時点で7位に沈むチームを立て直すべく、27日にビンチェンツォ・モンテッラ監督を解任。新指揮官に、同クラブのユースチームを率いていたジェンナーロ・ガットゥーゾ氏を昇格させた。
3日のベネベント戦は、新監督就任後最初の試合だけに、ミランにとっては是が非でも勝ちたい一戦だろう。その試合を前にクトローネは「日曜の試合(ベネベント戦)は、我々が再び立ち上がるためにも非常に重要な戦いだ。共に助け合わなければいけない」と、次の一戦を再浮上のきっかけにするという強い思いを語った。
さらに「ベネベント戦を決勝戦だと考えている。前節の彼らは勝ちたい、勝ち点を得たいという気持ちが見て取れた。我々にも同じように挑んでくるだろう」と、相手が昇格組だからといって一切の油断はないようだ。
またガットゥーゾ新監督の印象については「彼はとても熱意を求める監督だね。そして、チームがより一致団結することを望んでいる。それが監督の基本的な考え方だ」と、新監督の熱意を感じ取っているようだ。
「僕は引き続きベストを尽くし、チームを助ける」と誓うクトローネ。それぞれの選手が同様の思いを抱き、グループとして団結したミランが見れるだろうか。3日、ガットゥーゾ新監督のミランがベールを脱ぐ。
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