ラ・リーガ レアル・マドリード

今季思うように行かないレアルがとうとう動く。冬の移籍市場で選手獲得へ

 レアル・マドリードは、今冬の移籍市場で新戦力を獲得しようと考え始めているようだ。27日にスペイン『マルカ』が報じた。

 今夏の移籍市場でコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスをバイエルン・ミュンヘンに、スペイン代表FWアルバロ・モラタをチェルシーに、ポルトガル代表DFぺぺをベシクタシュに、そしてブラジル代表DFダニーロをマンチェスター・シティにそれぞれ放出したレアル・マドリード。しかし、同クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督は「現メンバーで十分だ」と、新たに選手を獲得することはなかった。

 UEFAスーパーカップ、スーペルコパ・デ・エスパーニャの2タイトルをシーズン開幕前に獲得し、現状戦力でも十分であることを証明したジダン監督だが、いざリーグが始まると苦戦を強いられる結果となった。特に格下相手に苦しむことが以前に比べて増え、現在首位バルセロナに勝ち点差8の4位に沈んでいる。

 怪我人の多さにも悩まされてはいるものの、選手層の薄さを露呈しており、これを受けてとうとうジダン監督は1月に新戦力を獲得することを決意したようだ。特にGKとセンターバック、そしてフォワードに問題があると考えてるようだ。フォワードに関しては、インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディを狙っているのではないかと言われているが、果たしてマドリードがどのような動きを見せるのか、1月の移籍市場にはやくも注目が集まっている。