ラ・リーガ セビージャ

セビージャ、後半3ゴールで奇跡の同点劇。ハーフタイムに監督が前立腺ガンを告白

 セビージャの指揮官エドゥアルド・ベリッソ監督は病気の治療を受けていることが明らかとなった。22日、スペイン紙『マルカ』など複数のメディアが報じている。

 今月、セビージャのメディカルチームがエドゥアルド・ベリッソ監督を診断した結果、前立腺ガンを患っていることが発覚。クラブはすぐに「全面的な支援を行い、速やかな回復をサポートする」ことを約束したようだ。

 21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節リバプール戦でセビージャは前半だけで3失点。0-3のビハインドでハーフタイムを迎えた。

 ハーフタイムの間にベリッソ監督は選手たちを集め、戦術の確認を済ませた後、自らの病気を告白したようだ。

 後半に入ると試合の状況は一変。選手たちが奮起し立て続けに3ゴールを奪取。ホームで貴重な勝ち点1をもぎ取った。

 スペイン地元メディアによれば、今後ベリッソ監督は闘病生活に入るため、休養する可能性も高いようだ。