マラドーナ、代表監督への復帰熱望を公言。「俺は復帰したい」

元アルゼンチン代表のディエゴ・アルマンド・マラドーナ　写真提供:Getty Images

　
　元アルゼンチン代表MFで同国代表監督もつとめた経験のあるディエゴ・マラドーナ監督。彼の愛するアルゼンチン代表が敗れたナイジェリアとの親善試合後、その感情を爆発させている。15日、英紙『デイリー・ミラー』が報じた。

　その過激で攻撃的な発言からもわかるようにマラドーナ監督の現アルゼンチン代表サンパオリ監督に対する評価は最悪である。サンパオリ監督への批判的発言がしばしば報道されてきた。

　アルゼンチン代表は10月10日に行われたW杯南米予選最終節エクアドル戦3-1の勝利でようやく何とか出場権をもぎとった。しかし快勝し出場権を獲得したものの不調への懸念が払拭されることはなかった。

　そして14日の親善試合ナイジェリア戦、2点先行していたアルゼンチン代表はなんと4失点を重ね敗北を喫している。この不甲斐ない結果に現在UAEのアル＝フジャイラを指揮するマラドーナ監督が感情を爆発させた。

　同氏は自身のInstgramアカウントで歴代のアルゼンチン代表監督の勝率表を”誰が1番勝ったか”というメッセージと共に共有した。この表でもわかるように同氏は勝率75％を誇るが、これは明らかに勝率50％と低迷するサンパオリ監督への痛烈なメッセージである。

　さらにマラドーナ監督はインスタグラム上でこれは決して選手たちを批判するためのものではない明記している。そして最後に歯に衣着せぬ爆弾発言をしている。

「俺は怒っている。（彼らは）国の威信を捨てようとしているんだから。でも選手たちには罪はないんだ。俺は（代表監督に）復帰したい！！」