イタリア代表フロレンツィ、W杯への熱い思いを激白「150%の力を出す準備は整った」

イタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィ　写真提供:Getty Images

　イタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィは、ロシア・ワールドカップ本戦出場をかけたプレーオフについて、特別な思いを抱いているようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が、7日に同選手のコメントを伝えた。

　度重なる左膝の大怪我から復帰し、所属するローマで好調なパフォーマンスを見せているフロレンツィ。約13ヵ月ぶりの代表復帰について「ローマの素晴らしいシーズンが、僕の再招集の足掛りとなった。僕を助けてくれた仲間と、起用してくれた監督に感謝している」と、所属チームへの思いを口にしている。

　そして、10日と13日に控えているスウェーデンとのW杯本戦出場をかけたプレーオフへ向け「僕らは窮地に立たされているわけではない。W杯に行くために150%の力を出す準備は整っている」とチームで戦う姿勢を示した。

　また対戦相手のスウェーデンについて「（ズラタン）イブラヒモビッチがいなければ恐さは落ちる。彼は世界でもトップクラスの選手の1人だからね。しかし前線には、オランダを敗退に追いやるような才能ある選手達を擁している」と、エース不在の敵陣にも警戒心を強めている。さらに「僕らは世界でも有数の守備陣を擁している。恐れることは何もないよ」と自信も見せた。

　そして「どんなことをしてでも、ロシアの舞台に立ちたい。W杯のために、ピッチで死ぬ覚悟はできている」と、力強く気持ちを語っている。