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チェルシーのストライカー、モラタがクラブでの心境を語る「監督に恩を返したい」

 チェルシーFWアルバロ・モラタは、プレミアリーグでの新たな挑戦に満足しているようだ。2日、イタリア紙『トゥット・スポルト』が紹介している。

 今夏、レアル・マドリードからチェルシーへと活躍の場を移したモラタ。アントニオ・コンテ監督たっての希望で、同選手の加入が実現した。初挑戦となるプレミアリーグでは、第10節終了時点で9試合出場6ゴールとまずまずの活躍を披露している。

 モラタはイギリス『フォー・フォー・トゥー』の取材に対し、チェルシー移籍を決断した理由について「彼(コンテ監督)と一緒に仕事がしたかった」と明かしている。また「僕を信頼してくれた監督に恩を返したかった」と、コンテ監督へ恩義を感じているようだ。

 コンテ監督がユベントス指揮官時代にモラタ獲得をクラブに打診。モラタは2014年にユベントスへと加入したが、同時期にコンテ監督が退任したことで同じチームで師弟関係を築くことはできなかった。

 チェルシーでコンテ監督とともに仕事をすることとなったモラタ。同選手は「これまでのキャリアで、5試合連続先発出場したのは恐らく初めてだ。チームでナンバー1のストライカーだと感じているし、これを求めていた」と、最も重要な役割を担っていることに喜びを感じているようだ。さらに「チェルシーのFWとして大きな責任を感じている」と強い責任感も持っている。

 チームが不調の際はファンから批判を浴びるモラタだが、昨季チームを優勝へと導いたコンテ監督からの信頼は厚い。今季、憧れた指揮官の下で好調を維持し、チームの攻撃を牽引することができるだろうか。