ラ・リーガ バルセロナ

「バルサがいないリーガを考えるのは止めよう」バルベルデ監督が平静を強調

 バルセロナを率いるエルネスト・バルベルデ監督は、現在のカタルーニャ情勢によるクラブへの影響を冷静に考えているようだ。28日にスペイン『マルカ』が伝えた。

 現地金曜日にカタルーニャ州議会はスペインからの独立宣言を賛成多数で可決した。しかし、その直後に中央政府がカタルーニャ州の直接統治に動き、近隣諸国も独立宣言を一蹴するなど、事態が複雑化している。

 もしも仮にカタルーニャ州が独立を果たした場合、バルセロナは将来的にリーガ・エスパニョーラから離脱するとの考えがあることを明らかにしている。しかし、同クラブを率いるバルベルデ監督はこの事態を冷静に判断、スポーツのみに集中することが大切であるとの考えを強調した。

「私は政治ではなくてスポーツに集中したい。なぜなら私はバルセロナを率いる責任があるし、勝利をつかまなければならないからだ。リーガについてあれこれ仮定する(バルセロナのリーガ離脱可能性)のはよそう。とにかく、私は今節の対ビルバオ戦の事だけを考えている」