日本時間の昨晩から今朝にかけて欧州各地でリーグ戦が再開したが、ビッグクラブが敗れる波乱が続出している。
プレミアリーグでは最下位クリスタルパレスがホームでチェルシーを2-1で破っている。チェルシーは11分にスペイン代表DFセサル・アスピリクエタのオウンゴールで先制を許すも、直後の18分に今季新加入のフランス代表MFティエムエ・バカヨコが同点弾を叩き込む。しかし前半終了間際の45分にFWウィルフレド・ザハに勝ち越しゴールを許し、試合はそのまま終了。前節までリーグ戦でノーゴール、勝ち点0で単独最下位だったクリスタルパレスが今季初勝利を飾った。
ブンデスリーガでは現在首位のドルトムントがホームでライプツィヒに2-3と競り負けている。ドルトムントは4分にガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが先制ゴールを決めるも、前半のうちに逆転を許し、さらに後半開始直後の49分にFWジャン=ケビン・オーギュスタンにPKを決められる苦しい展開に。64分にPKチャンスをオーバメヤンがものにして1点差に詰め寄るも最後まで同点に追いつくことはできなかった。なお、日本代表MF香川真司に出場機会は無かった。
そしてセリエAではユベントスがホームでラツィオに1-2とまさかの敗戦を喫している。ユベントスは23分にブラジル代表FWドウグラス・コスタが加入後初ゴールを挙げ、1-0で後半へ折り返す。しかし、その後半の立ち上がり47分、ラツィオは今季ここまで・ゴールと勢いに乗っているFWチーロ・インモビーレが同点ゴールを決めると、さらに54分には相手DFの裏に抜け出したインモビーレがイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンに倒されPKを獲得。これをインモビーレが難なく決めて逆転に成功する。ユベントスは後半アディショナルタイムのラストワンプレーでVAR(ビデオアシスタント・レフリー)の末にPKを獲得するも、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが失敗し試合終了。この結果、ユベントスはローマとの上位対決を制した首位ナポリと勝ち点差5に広げられ、苦しい状況となっている。
その他、アーセナルはアウェイでのワトフォード戦で後半アディショナルタイムに勝ち越し弾を許し、1-2で敗れている。
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