ポーランド代表のFWアルカディウシュ・ミリクが、同郷の選手に救いの手を差し伸べていたようだ。4日、イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。
昨シーズン左膝前十字靱帯を断裂し、長期離脱を余儀なくされたミリク。今年2月に復帰を果たすも、今季のセリエA第6節スパル戦では右膝の靱帯を負傷し、2度目の手術を行なっている。
そんなミリクは、グールニク・ザブジェ(ポーランド1部)に所属する旧友のMFコンラッド・ノワクが同様のケガを負ったことを知り、自身が手術を行なった病院「ビッラ・ストゥアート」に招いたようだ。
「ビッラ・ストゥアート」は、多くのスポーツ選手を治療してきた病院で、フランチェスコ・トッティやロレンツォ・インシーニェらの執刀も行なった経験を持つ。同病院で施術する経済的余裕がなかったノワクに対して、ミリク自ら2万ユーロ(約260万円)の治療費も負担したようだ。
少年時代に同じピッチでプレーしてきた友人同士の心温まる話が、母国ポーランドだけでなくイタリアでも話題になっている。
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