ブンデスリーガ セリエA

アンチェロッティ氏、バイエルン監督解任。PSGに敗戦が引き金

 バイエルン・ミュンヘンが監督を務めていたカルロ・アンチェロッティ氏を解任した。28日、クラブ公式サイトで発表している。

 アンチェロッティ氏にはチャンピオンズリーグで結果を残せていなかったことや、ここまでのリーグ戦での結果が芳しくなかったことから解任論が浮上しており、27日に行われたCLグループステージ第2節パリ・サンジェルマン戦に0-3で敗北したことが解任の決定打になったようだ。後任にはアシスタントコーチを務めていたウィリー・サニョル氏が暫定的に任命されている。

 バイエルンのチェアマン、カール・ハインツ・ルンメニゲ氏はアンチェロッティ氏の解任にあたり、声明を出している。

「今シーズンの私たちのリーグ戦のスタートは期待していたものではありませんでした。パリでの試合で結果を出さなければならないのは明確でした。サリハミジッチと私は真剣な議論を行いました」

「カルロには協力してくれたことに感謝しており、今回のような進展になってしまったことを後悔しています。カルロは私の友人であり続けるが、バイエルン・ミュンヘンではプロとしての決断をしなければなりませんでした」

「私は現在、FCバイエルンの発展と絶対的なパフォーマンスに期待を持っています。今シーズンの私たちの目標に到達することができるでしょう」

 アンチェロッティ氏にはリーグ戦で不調のミランがビンツェンツォ・モンテッラ氏の後任としてリストアップしていると報道されている。同氏の今後の去就には大きな注目が集まるだろう。