パリ・サンジェルマンが欧州サッカー連盟(UEFA)からフィナンシャル・フェア・プレー(FFP)に抵触しているとし、チャンピオンズリーグの出場権を剥奪するといった警告を受けているようだ25日、スペイン紙『アス』が報じている。
PSGは今夏にブラジル代表FWネイマールを2億2200万ユーロ(約285億円)でバルセロナから獲得。さらにはフランス代表FWキリアン・ムバッペを買取オプション付きのレンタル移籍で獲得するなど、移籍市場での派手な動きを見せていた。
そんなPSGにはレアル・マドリード、ユベントス、バイエルン・ミュンヘンといったクラブからUEFAに不満の声が届いているという。FFPの網の目も掻い潜るような補強にUEFAもPSGに圧力をかけているようだ。
UEFAはPSGのCL出場権も視野に制裁を検討しているようだ。同クラブは制裁回避のために8人の選手を放出する可能性があるとみられている。そのうちの2選手はすでにトッテナムへと移籍を果たしたセルジュ・オーリエとユベントスに移籍を果たしたブレーズ・マテュイディとなっている。
放出候補となっている残りの6選手はアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア、同じくMFハビエル・パストーレ、ブラジル代表DFチアゴ・シウバ、同じくMFルーカス・モウラ、ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー、フランス代表MFハテム・ベン・アルファとなっている。
UEFAからの圧力により徐々に追い込まれているPSG。選手の放出によりFFPの制裁から逃れることはできるのだろうか。
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