チリサッカー連盟(FFC)はロシアW杯予選の大一番を前に2つの重要な決定を下したことを発表した。25日、現地メディア『FOX』が報じている。
現在ロシアW杯南米予選で6位につけるチリ代表は10月5日にホームでエクアドル戦、10月10日にアウェイでブラジル戦を控える。W杯出場権獲得の4位以内に入るためには、1戦も落とせない状況だ。
そんな大一番に向けてチリサッカー連盟は「スタジアム内で発煙筒を使用することを許可する」という重要な決定を下した。
市長であるクラウディオ・オッレゴ氏は「協会は今まで発煙筒を認めていなかったが、今回のエクアドル戦では使用を許可する。しかし、ただ一つの条件がある。必ず安全・安心を守るべきだ」と述べている。
サッカースタジアム独特の雰囲気を演出する発煙筒。しかし、今月13日にはチャンピオンズリーグ初戦、スパルタク・モスクワとマリボルの試合で発煙筒がピッチ中央に着弾するなど、世界中でたびたび問題となっている。使用用途を誤れば命の危険に関わるだけに、チリサッカー連盟には万全の安全対策が求められている。
コメントランキング