ラ・リーガ レアル・マドリード

ベイルが本調子に戻る為に必要な5つの事。西紙が現状をふまえて解説

 レアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルが本調子を取り戻すために必要な5つの事を、スペイン『マルカ』が19日に現状をふまえて解説している。

 ベイルは先日行われたリーガ・エスパニョーラ第4節の対レアル・ソシエダ戦でゴールを挙げて3-1での勝利に貢献し、復活の兆しを見せている。最近は怪我に悩まされ、以前のようなパフォーマンスを100%発揮できていないと言われている中で、以下のような5つの項目が改善すべき点であると同紙は考えているようだ。

(1)レアル・マドリードで孤立していた
 ゴールするまで、以前のようなパフォーマンスを発揮できていなかったベイル。同選手はジダン監督からは常に信頼されていたが、多くのチームメイトとは異なる波長で動き続けていたので上手く連携できていなかった。

(2)明らかに自信を失っており、常に間違った選択をしていた
 対レアル・ソシエダ戦の前半はチームメイトと上手く連携が取れていなかった。偽9番としてプレーしていたが、ストライカーを務めていたボルハ・マジョラルとリズムがあっていなかった。

(3)C・ロナウドと連携することで復活する
 対レアル・ソシエダ戦では思うように攻撃をすることができず、無駄なバックパスを何度も繰り返していたが、クリスティアーノ・ロナウドのような強力な仲間が帰ってくることで様々なアイデアが再び沸き起こり、相手にとって脅威となるに違いない。

(4)スペースがあるとベイルの快速は強力な武器になる
 チャンピオンズリーグの対APOELニコシア戦では、C・ロナウドと共に戦うことでスペースを確保できた。その効果もあって2アシストを記録し、またチームメイトとの連携を深めることができていた。

(5)ファンからのサポートが不可欠
 CLの対APOELニコシア戦ではベイルはファンからブーイングを浴びせられたが、すぐにチームメイトが同選手への厚い信頼を公にした。対レアル・ソシエダ戦のようなパフォーマンスを続けることができたら、自ずと批判の声は無くなっていくはずだ。