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ミランのモンテッラ監督、新布陣でEL大勝に手応え「いい勉強になった」

 ミランのビンチェンツォ・モンテッラ監督はオーストリア・ウィーン戦での大勝で自信を取り戻したようだ。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 ミランはEL初戦、アウェーでのオーストリア・ウィーン戦でポルトガル代表FWアンドレ・シウバのハットトリックを含めた5得点を決め1-5で大勝している。これで前節のセリエAラツィオ戦の4-1という大敗をある程度払拭できたのではとモンテッラ監督は試合後語っている。

「ローマでの大敗は本当に忘れがたいものだ。それまでの試合ではできていた反撃がまったくできなかった。もちろんあの敗北はわたしたちを落ち込ませるものではあった。しかしいい勉強にもなったよ。今日は凄い好戦的になれた。この“怒り”のエネルギーを上手にキープし成長させていきたい」
 
 この試合とセリエAの違いに言及したものの2アシスト1ゴールを決めたトルコ代表ハカン・チャルハノ-ル、そして3得点のシウバに関しては賛辞をこう送っている。

「チャルハノールは最高のパフォーマンスをしたね。得点を決めて、さらに彼の縦への攻撃力を見せ付けてくれた。いまシウバは試合に飢えている。今晩彼はゴールも決めてくれた。けれどもこういった試合はセリエAとは違うということを忘れないでほしい。ただ今日は彼は実力に見なう素晴らしいプレーをした。この3得点は彼に自信を取り戻させてくれるはずだ」