リベリー、途中交代に不満あらわ。ユニフォームを投げ捨て怒り心頭

途中交代に激怒したフランク・リベリー　写真提供:Getty Images

　チャンピオンズリーグ、グループBの初戦バイエルン・ミュンヘン対アンデルレヒト戦で途中交代された、フランス代表FWフランク・リベリーが不満をあらわにし、激怒した。12日、アメリカメディア『ESPN FC』が報じている。

　バイエルンは11分にアンデルレヒトのベルギー人MFスベン・クムスが退場したことにより数的有利になり、試合を優位に進めた。12分には、そのファールで得たPKをポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが決め先制に成功する。その後、65分にはスペイン代表MFティアゴ・アルカンタラが2点目、90分にはドイツ代表MFヨシュア・キミッヒが3点目を決めて、バイエルンが3-0で勝利している。

　78分に交代を命じられたリベリーは不満を隠さず、怒りをあらわにした。ユニフォームを脱ぎ捨て、監督のカルロ・アンチェロッティ氏を避けるようにベンチへと退いた。監督のアンチェロッティ氏はリベリーの交代についてコメントを残している。

「もちろん、彼が90分間プレーしたいというのはわかる。ただ、彼のパフォーマンスが悪いから代えたわけじゃない。彼のパフォーマンスは良かったよ。試合もあと10分ほどで終わるところだったしね。我々は試合をコントロールしていた。だけど彼は日曜日に少し問題があったから、少し休息をあげたいと思っただけなんだ」